2016年10月31日月曜日

最終結果

福島養護学校整備事業基本設計者選定プロポーザルの最終結果が発表されました。
最優秀者と次点者、第2次審査の採点の集計表はこちら。
「審査講評」と「各提案に関する講評」はこちら

それぞれの講評を読むと、専門家達はこんなふうに評価するのかと意表を突かれた箇所もありました。
得点に関しては、最優秀者は技術提案をした5つのテーマのうち、コスト縮減の提案について図抜けて高評価を得ています。
審査委員による審査では、最優秀者の得点が500点満点の347点ということは、「 最優秀者の技術提案を基に協議を重ね」ていく必要がもっともっとある、と考えてよいのでしょうか。

「ヒアリング番号」というのが2次審査当日発表した順番だと思うのですが、ヒアリングに参加した皆様、いかがでしょうか。
これがいい!と思った提案が選ばれたでしょうか。


2016年10月22日土曜日

公開ヒアリング

福島養護学校整備事業基本設計者選定第2次審査のための公開ヒアリング(正式名称じゃないです)が10月21日、市民会館でおこなわれました。
手をつなぐ親の会関係では、本部役員、理事、養護学校の保護者会員が聴講しました。

以下、養護学校の保護者としての感想です。
こういう会に参加したのは初めてです。専門用語もありわからない部分もあったけれど、それぞれユニークでおもしろかったです。
5つの団体が、どんな学校をつくるかプロジェクターを使って説明しました。
具体的な建物イメージから設計図まで作りこんであるところ、制限時間内に説明が終わらなかったところ、まくしたてるようにしゃべるところ、防災重視、コスト重視、地域交流重視、木造建築、従来型の3階建て校舎等々、いろいろです。
「ともに歩み、ともに育つ」という学校理念を基点として技術提案をしたと、みなさん説明冒頭でおっしゃっておられました。
一般の聴講者には資料がないので、詳しいことはわかりませんが、こどもたちが新しい学校で、どのような生活を送るのか具体的なイメージを思い描くことができるような説明をしてくださるところはあまりありませんでした。
説明後の質疑応答では、市の審査委員(教育委員会と建設部)がコストダウンについて熱心に聞いていました。公開の場でコストについて言及するということは、それが発注者としての最重要関心事だとアピールする意味もあるのかなと思いました。

これから審査委員の方々が設計者を決めてから、1年をかけてどんな学校にするか具体化していく予定になっています。
養護学校の保護者、職員、また長年学校を見守ってくださったご近所さんも、それぞれに意見をお持ちだと思います。
新しい学校に期待しているひとりひとりの思いを表明する機会を設けてくださることを願っています。

2016年10月4日火曜日

福島養護学校2次審査

福島養護学校整備事業、1次審査で5つの企業体が通過しました。
10月21日に2次審査がおこなわれます。公開ヒアリングです。
9時35分から、霞町の市民会館2階、第2ホールです。

技術提案書作成要領によると、審査はこんなふうです。

二次審査(ヒアリングを含む。)
第二次審査要請者に対して平成28年10月21日(金)技術提案書等に基づいた基本設計者選定審査委員会のヒアリングを公開で実施し、提案内容について特定基準に基づいた審査を行い、最優秀者及び次点者を選定し、その結果を郵送する。
ヒアリング実施者には、参加報酬(報償費)として1者につき、それぞれ5万円を支払う。
ヒアリングでの説明用資料は技術提案説明書(様式9)のみとし、プロジェター・ホワイトボードといった機器を適宜使用しながら3名以内(設計技術者を必ず含む。)で説明すること。



上記の「特定基準」というのは、資料のおしまいに書いてありますが、主に、技術の提案を求めた5つのテーマと事業そのものに対する理解度と、取り組み意欲をみるらしいです。

審査委員はいろいろ肩書きのある方々ですが、公開するのですから、 一般のひとにもわかりやすい説明をしてくださるといいですね。


なお、公告にはこんな注意書きもあります。
ーー公開ヒアリングを実施する場合は、原則としてヒアリング参加者の技術提案書について、写真等による撮影を禁止の上、一般聴講者に開示を行う。 

2016年10月2日日曜日

第15回福島県特別支援学校スポーツ大会(10月1日)

きれいな秋空の下、福島市のあづま総合運動公園に、県内のアスリート達が集まりました。

みんなのスタジアムでおこなわれた陸上とフライングディスクの開会式。
校長先生は手話をまじえてのあいさつです。
黄色い服のひとたちはボランティアさん。


 試合前のバスケの練習。コートは3面あります。
体育館では、リオパラですっかりメジャーな競技になったボッチャもおこなわれました。
競技場ではサッカーも。

おそらく、皆、好きな種目、やってみたい種目を選んで出場したのだと思います。
トラック競技では、記録更新をねらって全力で走る選手もいれば、踊るように走る選手、歩いているようにしか見えない選手もいます。

視覚障がいをもつ選手の50m走。
白杖を持たず、ゴールで鳴らされる電子音を頼りに進む姿を、観客も競技者たちも静かに見守りました。

さて、我が福島養護学校は部活動がないせいか、参加する生徒が少なくてさびしいです。
フライングディスクも、ぎりぎり団体戦に出場できる人数でした。
しかも、選手全員ガッツポーズやハイタッチなんぞやらないひとたちなので、観客席からは勝ったのか負けたのか、なかなかわかりませんでした。
一見、やる気なさそうですが、実力がないわけではありません。
エースの高等部3年生のY君は個人戦、団体戦の3位決定戦(残念ながら敗れましたが)を通じて、ディスクを1枚もはずしませんでした。
1年生の時の、練習初日から、彼は百発百中でした。

東京オリンピックにフライングディスクを!


もっとおおぜいのひとたちに参加してほしい、見てもらいたい大会です。