2016年9月11日日曜日

福島養護学校改築の進み具合

福島養護学校の建て替えが現実となって皆で寿いだのはこの春でした。
その後どうなっているか、ちゃんと進捗状況をチェックしておられるかたがいらして、市のHP(のあちこち)に情報があることを教えてくださいました。
詳しいことは、それぞれのリンク先をごらんください。

HPによると、
7月26日に「プロポーザル方式に係わる手続開始の公告」が出ています。(プロポーザルはプロポーズの仲間のことばですね。)
プロポーズした企業は6組あり、今はそれぞれが「技術提案書」なるものを作っていて、今月28日に1次審査があります。

技術提案を求める事項は5項目ありまして(ファイルの3ページめから具体的に書かれています)、
1、これからの特別支援学校のありかたについて
2、整備事業の進め方について
3、安心できる学習・生活環境つくりについて
4、コスト縮減
5、環境に優しい施設作りについて

6組もの企業体が、特別支援学校のありかたや安心できる学習環境について、真剣に考えてくださるなんて、うれしいじゃないですか。
審査委員は5人のかたで、教育環境研究所の所長、福島大学の先生、県建築士会、市からおふたり。
教育委員会の会議録では、当初は養護学校の教職員を審査委員にする予定だったようですが、はいりませんでした。

10月21日には2次審査があって、これで建ててくれる会社が決定するようです。
上記の公告によると、2次審査は公開ヒアリングの形式で、「一般聴講者に開示を行う」とあります。一般聴講者って、私たち一般市民のことですよね。
なお最優秀者の技術提案書は公表されるそうです。ぜひ読んでみたいです。

その後、実際の設計にはいっていくのだと思いますが、必要な部屋数と面積(ファイルの6ページから)は決まっているようです。
校長室が3というのは校長先生が3人に増えるのでしょうか。
また。昇降口が1(現在は3)、エレベーターが1基、ということは校舎は1棟だけ?ということは高層化?・・・川の氾濫や土石流の可能性が高い地域だから、高層化は必須か。
屋内運動場(体育館ですね)はバスケコート1面、バレーコート2面、とあります。PTAのバレーチームががんばっていることへのごほうびでしょうか。
グラウンドの広さは変わらず、駐車台数は100台。
想像するのが難しいです・・・。

教育委員会会議録では、保護者、地区住民、専門家、こどもたちの意見をワークショップ形式でききたいということです。
みんなの学校です。みんなの意見を反映したすてきな学校に生まれ変わるといいですね。

4 件のコメント:

  1. 良い学校になるように、様々な方が携わって考えてくださっていることがわかりました。情報ありがとうございました。
    市内学校や支援学級や附属支援学校や県立大笹生養護学校やPTA、親の会、地域と広く連携して、つながって、障がいのある子供たちのために良い学校になるといいですね。
    教育委員会や学校からお知らせが来るかな?
    情報は公開して共有していきたいですよね。

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  2. 福島養護学校整備について記事にしていただきありがとうございます。多くの方が関心を持ち子どもたちのためによい学校整備ができることを望んでいます。これからも情報を発信してくださることを期待しています。

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    1. ありがとうございます。情報の見落としやヨミ間違いがないか、心配です。ご教示をよろしくお願いいたします。

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  3. 私もすごく興味あります。全てのプランを公開してほしいくらいです。
    私としては、災害時の子どもらの居場所として機能できるような、宿泊訓練棟のようなものが欲しいと思っていましたが、想定には無いみたいですね。卒業生じゃないけど、公開ヒアリング、行ってみたいです!

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